東北一周<3日目>山寺高位置

2017年10月3日火曜日

2014.07東北

t f B! P L
9時起床。まぁまぁかな。
天気予報の晴れが全て雨に変わってしまったけど、臨機応変に山形をまわろう。


山形駅。
宿から徒歩5分。すごい。
山形駅は結構内陸側にある。
そこから「仙山線」、つまり仙台と山形を結ぶ鉄道に乗り込む。
車社会なので客がものすごく少ない。
快適である。
到着。
静かな山間にひっそりと佇む和風駅舎。
山寺駅です。
隣の駅名が面白すぎる。
地上駅だけど、丘の上にあるので改札まで降りる。
外観。
立派な寺社造り。
山寺駅についてWikipedia読んでたら、「茂木健一郎が当駅について述べた文章が2008年(平成20年)度の早稲田大学社会科学部国語の一般入試で出題された。」って書いてあったけど全然記憶に無え
時刻表。
まあまあ来るね
駅のコインロッカーも充実しているけど、ここ山寺駅前の御食事処では、なんと無償で荷物を預かってもらえる。
観光地ではこういうパターンがよくあるので、たとえコインロッカーが空いてなくても、諦めないことが大事だ。

しかし自動ドアをよく見ると「営業時間 11時~」と書いてあった。
無念…
どこかで見たことがあるような看板のおかげで、特に地図を見なくても進んでいける。
「立石寺」通称山寺。
大学時代のサークルの先輩(秋田出身)におすすめしてもらった。
本堂。
ここは松尾芭蕉が「静けさや…」を詠んだことでも知られるらしいが、残念ながら句碑とかは見つからなかった。
この色とりどりの…何?のれん?みたいなやつ、京都の六角堂でも見たなぁ
稀に見かけるけどなんなんだろ。
少し上ると売店がある。
ここからまぁまぁ過酷な山登りが始まる。
右の看板には「昔から石段を一段二段と上ることにより私達の煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山です。」と書いてある。
こういう感じの鬱蒼とした森の中を、どんどん上っていく。
立石寺登山道で一番狭いと言われるポイント。
0.5人分の幅しか無い。
道は整備されているものの、本当に長い。
お年寄りにはきつそう
途中に会った光景。
美しい。
結構高い。
でもまだまだゴールは先。
奥の院。
ひとまず中継地点。
かなりのスピードで般若心境を唱えているお坊さんがおり、気迫に満ちていた。
「修行の岩場」
正面の…岩場は…修行者が、岩場から転落死したことも多かったと伝えられており、今では修行者以外の登山を禁じている。
え、あんなところ行くの…
こんなの絶対おかしいよ
(拡大して御覧ください)
で、てっぺんの開山堂・五大堂に行く。
展望台みたいな場所だけど、片道通行しかできないほど狭い。
とにかく切り立った岩場に無理やり建てたんだな、という印象が強い。
うわひっでえ
は?外国語ばっかじゃん
尊皇攘夷していこう。
眺めはこういう感じ。
真ん中あたりがさっきの山寺駅。
結構上ったんだなと感じられ。
晴れてたら連峰が臨めるんだけどな…
帰りです。
そういえば駅の中を撮ってなかった。
田舎特有の、くつろげすぎる待合室大好き。
木造だと、ただの通路も趣があって楽しい。
確かこの年は、JR東日本で「山形ディスティネーションキャンペーン」を打ってた気がする。
良い時に来た。
さて、山形駅周辺を全く観ていなかったので一旦戻る。
そもそも昨日泊まったホテル、山形城の三の丸跡に建ってた気がする。
山形城はメチャクチャにデカイ城だったらしいのだ。
山形城は山形駅前すぐ。
西口にある。
山形城は最上氏による築城。
別名を霞ヶ城といい、今は霞ヶ城公園として開放されている。
なんか発掘作業をものすごく頑張っているらしく、そこらじゅうに資材がある。
公園は非常に広々としており、ジョギングをしている人もちらほら。
本当に広すぎて、本丸への行き方があまり分からなかった。
最上義光さんです。
城を観光しながら、今後の動きについて考える。
今日は月曜日なので、山形市内の博物館とかが全然開いてない。
気になってた蕎麦屋も月曜が定休日だった。
あとは米沢ぐらいしか行くべきところが思いつかないので、今夜には他県に移動したいところ。
となるとやっぱり秋田県なんだけど、秋田県も何があるのっていう感じがすごい。
秋田市内というよりは、角館、大曲、男鹿…このへんになる。
つっても、大曲も男鹿も年中行事の印象しかないし、今行ってどうなる感はある。
角館の武家屋敷はかなり興味あるんだが、なんにせよアクセスが超悪い。
そもそも今夜の宿も決まってない。
大曲(宿があるかは知らん)に泊まった場合、朝起きてまず角館に向かいたいのだが、0724の汽車を逃すと次が1213ということで、やはり恐怖しかない。
田沢湖線、恐るべし。
いつも通り「じゃらん」で宿を検索すると、秋田と大曲に少しだけあるみたいだ。
他の地域は…
まぁでも当日空室があるだけで上出来である。
山形城はあっさりとした印象だったので、米沢へ。

めっちゃ好きな駅弁。牛肉どまん中。
『フードファイト 深夜特急死闘編』で登場したかと思ってたけど、全然勘違いでした。
あれは神戸の『肉めし』だ。
萩本欽一の演技力やばない?

見よ、このボリューム感。
ど真ん中である
米沢駅到着。
山形駅から少し南下したところにある。
米沢といえば上杉謙信ということで、上杉神社と上杉博物館が目当て。
奇跡的に月曜休みでなかったが、閉館まであと70分。
急がねば。
駅前の様子。
どんよりとした鉛色…
あーっやっぱり降ってきたよ。
ものすごい豪雨だ…
路面が真っ白になってる。
駅と博物館の中間点の商店の軒先で雨宿り。
一歩も動けない…
これはもう米沢は諦めるしか無いか…
結局雨が止まなかったので、土砂降りの中を米沢駅まで取って返した。
濡れた衣服は網棚で干せば良いと、『ズッコケ三人組の家出大旅行』に書いてあった。
なお、ここは新庄駅。秋田に向かっているところ。
祭りで使うアレみたい。
絢爛だなあ
新庄駅は山形県のターミナル駅なので複数の路線が乗り入れている。
そして何より特徴的なのが、そのホーム構造だ。
頭端式ホームがなんと背中合わせになっている。
こんな感じ。本当に面白い。
頭端式ホーム構造は、例えば藤沢駅の江ノ電・小田急とか、横浜駅の相鉄線とか、あと上野駅の東北本線もそうだね。
でも両側が、っていうのは見たこと無い。
完全バリアフリーで乗り換えできる利点もある。
ここから秋田へ。
陸羽西線で余目経由でいくか、奥羽本線で大曲経由でいくか迷い、とりあえず日本海沿いということで、余目経由にした。
車両の色使いが可愛いね。
うぐいす豆みたい。


やっぱりガラガラなので、ばっちりボックス席を占拠。
新庄から3時間もあるんだもん…
酒田で乗り換え。
こういう細やかな工夫が好き。

23時、ようやく秋田到着。
長かったぁー。
さっそくなまはげである
秋田駅、想像していたよりもでかくて立派だった。
さすが新幹線が通るだけのことは…
あ、秋田新幹線だけか…
秋田駅はコンコースもでかい。
自転車を持ち運ぶのが面倒だったので、組み立てて押し歩いてたら警察に職質食らってしまった。
「旅行者で…いまこれ組み立てて…担ぐの大変だから転がしたくて…」って説明したら放免された。
やったね。
秋田駅前。
いや立派だなオイ。
西へ西へと進む。
宿です。
ここはホテルパールシティ秋田竿燈大通り
記録が残ってないけど多分、素泊まり4000円台だった気がする。
当時にとっては高い宿だけど、もうこっちの方まで来ると、そもそも宿自体無いからね…
もう23時半だけど、洗濯もしないといけないし…
新庄から秋田に向かう電車の中でプラン練ってたけど、秋田は明日雨だから、せっかく来たけどどこも行けなさそう…
ほんでいろいろ詰め込んだ結果、青森に行くことになり、明日は5時半起きじゃないとやばい。

うーん…


山形0945-1001山寺1357-1417山形1421-1511米沢1627-1717山形1754-1904新庄2018-2114酒田2117-2305秋田

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