西日本制覇<9日目>出雲大社、そして体力の限界

2017年9月18日月曜日

2012.07西日本

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寝坊しました。
もう九時半です。
体に鞭打って起床しましょう。


こちらは昨夜渡った「くにびき大橋」です。
下を流れているのは大橋川で、宍道湖に注いでいます。
こちら側、橋の西側を見るともう1kmほどで宍道湖になります。
松江駅前です。
当時は県庁所在地名の駅なら何かあるだろうという思い込みがあったのですが、今回の旅で散々な目にあったので、考えを改めることになりました。
西に向かいます。やはり車窓から臨む日本海は…
などと思っていましたが、いえいえ、これは宍道湖です。
向こう側に山が見えるからなにかおかしいなとは思った。
有名な宍道湖ですが、実は鳥取県内では二番目の大きさなのです。
このへんの地理的な話は面白いので、ぜひともWikipedia等を読みましょう。
出雲市駅に到着しました。
この年は60年ぶりの遷宮となる、「平成の大遷宮」の年。
何らかのイベントが開催されているようです。ラッキーですね。

ご当地のお茶も購入して準備万端です。
ちなみに気温は29℃まで下がっています。
京都恐るべし。
駅前の様子です。

JR出雲市駅から出雲大社に行く方法は3つ。
1.バス、30分、500円
2.私鉄、30分、500円
3.自転車、10km

さて、どれが正解でしょうか。

正解はバスでした。
私鉄の出雲大社前駅というのも、出雲大社からは少し離れているのでバスがオススメです。

ちなみに自転車ですが、駐輪場がなく、大きなコインロッカーもないため、私鉄一畑電鉄の窓口で相談したところ、「じゃあウチで預かってあげるよ」と500円で預かってくれました。
このように、適当なコインロッカーがない場合には、困り顔で駅員等に相談すると預かってくれる場合があります。
旅先で困ったときは人間に頼りましょう。
出雲大社前まで来ました。
バカデカイ日の丸が掲揚されていますが、日本最大と言われているそうです。
真下に建つとその大きさが一層際立ちます。
高さ47m、旗は75畳もの面積があると言います。
写真ではいまいち伝わらないでしょうか。
神楽殿へと歩を進めます。
拝殿です。
日の丸も大きさにも驚きましたが、拝殿のしめ縄の迫力には圧倒されました。
人知を超えた力強さを感じます。
出雲大社の拝礼作法は、一般的な「二拝二拍手一拝」ではなく、「二拝四拍手一拝」です。
厳密にはもっといろいろあるらしいのですが、現地に行った時にでも調べてみて下さい。
では本殿に向かいましょう。
ここではまさに遷宮の大事業が行われていました。
真新しい木材の色が素敵ですね。
少し気を抜くとただの工事現場に見えてきます。
遷宮と言うと、伊勢神宮などの式年遷宮を連想しがちですが、出雲大社の場合は定期的というわけではないのでこれにはあたりません。
しかし意義としては似たようなもので、御神体や御神座を遷してリフレッシュしましょうという、そんな感じです。
こちらは祭神である大国主大神の像です。
日本海で修行をしていた所、海の向こうから幸魂奇魂が現れ、大国主大神は結びの神となり、この国と作りたもうたということです。
ちなみに私は「縁結び」とか「パワースポット」とか「マイナスイオン」という言葉が嫌いなのですが、ここでいう「縁結び」「結び」というのは、目に見えない縁というもの全てを結び、人々が幸せに生きるようにするシステムのことです。
向こうになんかありそうなので行ってみましょう。
これは立派な鳥居です。
木で出来た鳥居というものは初めて見ました。
あっ、ミスりました、どうやらこっちが入り口ですね。
礼儀作法が良く分からなかったので、逆ルートを進んでしまったようです。
反省してまーす。
反省しながら視線を右に移すと、なにやら大量ののぼりが。
なんかありそうなので行ってみましょう
徒歩2分位です
博物館がありました。
出雲のことも神社のこともよく分からないので勉強してみましょう。
イベント中だけあって、ちょっとしたお祭りの様相を呈しています。
いろんな窯元が陶器を売っていました。
残念ながら陶器にはあんまり興味がありませんでした。
しまねっこ
それはさておき行きましょう。
中は珍しく撮影可でした。
最も良かった展示を載せます。
これは平安時代の本殿を再現した1/10スケールの模型です。
その高さは日本最大の49mと言われており、まさにあの日の丸と同じ高さです。
これが太古の昔に実在していたという、あくまで一説ですが、ロマンを感じますね。



ここで16時なわけですが、完全に体が言うことを効かなくなりました。
9日間の旅行とはこんなにしんどいものなのか、と思いましたが、日数ではなくどう考えてもネカフェに泊まり続けたことが原因でしょう。
電車に乗るのもしんどくなっていたので、出雲市駅前のホテルを探します。

出雲ステーションホテルというところに電話すると、空室が多いやら割引適応やらで、4000円で泊めてくれることになりました。
ネカフェ漬けだった自分は思わず「いつもの倍かかるやんけ!」と思いましたが、ベッドで寝るという誘惑には勝てませんでした。
18時にチェックインし、そのまま死んだように眠り、22時に起きるとどうでしょう、田舎では食事を摂ることが出来ないのです。

そういえば島根県にはスタバがありませんが、ビートマニアも一台しかないという噂は本当であるかどうかを確かめたくなりました。
調べてみるとその唯一のゲーセンは出雲市駅徒歩にあるようです。
早速行ってみると、店の前に大量のヤンキーがたむろしていました。
ゲーセンが不良のたまり場というのは20年前の常識だと思っていましたが、こういう場所では未だにそういうことみたいです。

肝心の島根県唯一のビートマニアですが、ボタンが岩戸のように固く、液晶が一部潰れていました。
私の他にプレイヤーは一人しかいなかったのですが、プレイヤーネームを見ると画面に「DJ SUSANO」と表示されていました。さすが出雲ですね。すごいですね。
ガストでハンバーグを食べて眠りました。



松江1058-1150出雲市

キリ番ゲッター

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