遂にその初日を迎えました。
午前9時に4人全員が横浜駅に集合する、という最初の関門はなんとか突破。
みどりの窓口でこれまた初めての青春18きっぷを購入し、改札をくぐります。
まずは横浜駅から、横浜線で山梨方面を目指します。
十日市場駅付近。 |
電車は雨雲から逃れるように、西へ西へと進んでいきます。
しばらく乗っているだけなので、今のうちにルートの確認をしておきます。
例のエクセルで作った表と、あと地図…
完全に縮尺がおかしい地図 |
八王子から中央線に乗り換え。
中央線といえば東京から八王子ぐらいまでの路線だと思っていたので、ここから先も中央線なんだと驚きました。
ここからはみんな未知の世界です。
相模湖を過ぎたあたりで、車窓の外に不思議なオブジェ。
巨大なラブレターだ |
2017年現在では若干デザインが変わっているようです。
山梨県へ
車窓からワイワイ写真を撮ったりしているうちに、山梨県の大月駅に到着しました。
大 月 |
ここでしばし乗り換え待ちです。
折角なので駅前を散策しましょう。
大月駅北口 |
一応ターミナル駅なのにこんなものなのかと、先々で降りる予定の駅に対する不安が高まります。
少し歩いてみると、富士急行の車両が見えてきました。
ウッ |
ウワーッ!? |
甲府駅に到着。 |
山梨県庁 |
武田信玄像。これは何のポーズだろう… |
昼食は名物ほうとう |
「甲府城址」とある |
石垣がハッキリと残っている |
眺めがいい |
武田氏滅亡後に、徳川家康が築城したと言われている |
依然として雲は多いけど、少し明るくなってきた感じがします。
駅に戻り、長野を目指します。
大月方面なのに長野行きが来る。少し混乱 |
長野県入り
長野駅に到着 |
もうすっかり夜 |
こっちは大月駅とは違い、おおいに賑わっていました。
今考えると、長野駅と大月駅を比べるってとんでもないですね。
駅前の通り |
「晩御飯どうしよう?」
「長野なら信州そばだろ!」
ということで駅近くのなんとなく雰囲気よさげな蕎麦屋さんに入りましたが、待てど暮らせど注文の品は出てこず、予定の電車は行ってしまいます。
仕方ないので、1時間後の電車に切り替えました。
余った時間は駅前のマックでつぶし、信越本線に。
ここまで来るとだいぶガラガラ |
しかしそれは、首都圏で見慣れていたものとは、全くの別物でした。
ここでようやく、「あぁ、遠くまで来たんだな」という実感が湧いたのを覚えています。
いつもなら左端にある八王子が右端に。 |
ついに新潟県へ
そんなこんなで、予定通り22:10に春日山駅に到着。
プレハブっぽい |
こんなの初めて見た… |
位置関係はこんな感じ。
一見すると道はわかりやすそうである |
地方特有のクソでかいジャスコの前で記念写真 |
しかし、歩いても歩いても全く目的地にたどり着かない。宿までの行軍は困難を極めました。
それもそのはず、ほんの2kmの道のりではありますが、当時まだ携帯電話の地図アプリや、GPS機能も実用に耐えうるものではありませんでした。
そういうわけで4人揃って迷子です。
道がわからないと人間不安になるもので、コンビニもなく街灯もない真っ暗な道を歩いていると、ものすごい恐怖心に駆られます。
お化け出るんじゃねえかってくらい怖い道中でした。
それでも青看板などを頼りになんとか到着。
なぜこんなに大変な思いをしているのか。
なぜターミナル駅である直江津駅でなく、こんなに辺鄙な、1駅隣りの春日山駅を選んだのか。
それにはちゃんと理由があるんです。
「上越の湯」がすごい
泊まったのはここ、「上越の湯」。ここ上越の湯は普通のスーパー銭湯とは少し違い、ちょっと追加料金を出しさえすればなんと個室が与えられてしまいます。
もちろん部屋は質素極まるものですが、要するに、ほとんど普通の温泉旅館と変わらないというわけだ。
入浴、個室、宿泊、これら合わせてなんと2875円!(当時のキャンペーン価格)
やっぱり地方に行くと、宿泊施設(そもそもここは温泉だけど)が安い、というのは魅力の一つです。
ホテルや旅館に限らずいろんな形態の宿があるので、今回のようにいろいろ探してみるのもいいかも知れないですね。
というわけで無事に1日目が終了しました。
長野で一本乗り遅れたアクシデントはあったものの、余裕で修正できる範囲です。
とにかく移動アンド移動アンド移動で疲れたましが、とりあえず予定通り、新潟までたどり着くことが出来ました。
明日は最寄りの春日山を7:59発の電車に乗らなければなりません。
体力を消耗しているくせに温泉で中途半端に回復してしまったせいで、深夜まで個室ではしゃいでしまい…
早く寝ればいいのに。 |
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